ラブシチュエーションアイツが弟?

ま。大丈夫…かな。

もし近付いてきたら、思いっきりビンタだから!



大和に気を取られていたら、背中をチョンとつつかれた。

振り向くと、透は中腰で私にタオルケットを私にかけてくれてる所だった。



上から見下ろされ、ドッキドキ!

やっぱ好き~。

下から見上げる透!

前に学校で、透を振り向いて机に寝転んで見上げたときにも思ったっけな。




『キレイ』って言ったら、

透は照れてたっけ。




そう言えば~

最近照れた透を見てないな。




「……どした?」

かけてもらったタオルケットをつかみ、

じーっと透を見てたからか、

透が不思議そうに、私の顔を覗き込んできた。




いや。

どした?

ってか、




透、寄りすぎっ!