イヤ。やめて。

今触られた場所から、どんどん赤くなっていく気がする。




そしたら案の定、透は。

「ほらな」

って言って、私の頬の熱さを確かめるように

そっと手のひらをあてた。

し……死ぬっ。




力が抜けて思わず透に寄っかかると、透は私の顔を上に向け

私の頭上で優しく微笑んでいた。





「オレ、小堀のそーいう素直な所好き。

な、親には内緒で……付き合おっか」





心臓のバクバクは

最高潮!

付き合うって、

なにっ?