「…み、うら…今の子…」 吉岡は、呆然と幸村さんの後ろ姿を見ていた。 「…そ、お前のずっと探してきた子だ」 「…そっか。あの子が………」 吉岡は、今、一番嬉しいんだろう。 愛しい彼女に、会えたんだから…。