お会計を済ませたあと、 『じゃ、お礼にいいとこ連れてってやるよ』 「…えっ??」 訳が分からないままの私の腕を掴んで、また歩き出す。 いったい、どこに向かってるの?? 不思議に思いながら、しばらく歩いて着いた先は… 「あれ?? ここって…」 雅人くんのお店の前だった。