『しぃちゃん、私、
 しぃちゃんと一緒に暮らす!』





5年前、お前はそう言った。


俺の父親は

なんともいえないような
寂しそうな横顔で

『すまん、無理だ………―。』


と一言いい放った後、

俺を見捨てドコかにいった。



俺は勿論
児童施設ゆき。

里子になるのも勿論
できたけど


俺は自分の判断でこの歳じゃ
無理だから………―。


里子を諦めたんだ。



かわりに


その施設にいたのは

淳と流季


そして俺と同じような
子供だった。。


淳と流季とは同い年
だった事もあり、すっかり
仲良くなり、


それまで普及されてた
少ない金でココをかりた。。




今の俺なら

5年前のように父親のように………―


みぃなを傷つける。


その道以外がある。




俺は言った。


『ようこそ。みぃな。
 新しい家へ。
 俺達の仲間。。』




こうして俺達の
ルームシェアが始まった。。



というよりも
【居候】かもしれない。




とにかく4人での生活が
始まったんだ。。。