隅々まで見たアイツの履歴書には申し分のない経歴。
持ってる資格も、学歴も言う事なしだ。
この履歴書なら大手だって狙えるだろうに…じいちゃんの話ではアイツに就職の意志はないらしい。
…気になる。
就職しないわけも、時間に追われてる理由も…―――時折見せる遠い目の理由も。
何かある…。
アイツは何か抱えてる。
そう思っても俺には関係ないことだ。
俺はただのインターン先の期間限定の上司なだけだし。
……そう思ってたんだけど…。
どうやら気になりだした時点でもう惹かれてたみたいだ。
あんなふざけた奴を好きになるなんて…本当に大誤算だ。
あれからすったもんだ…色々あったけど、アイツの抱える問題も悩みも解決し、アイツを救えることが出来た。

