でも……もしかしたら、やっぱりそれは夢だったのかもしれない。 寝過ぎた脳が勝手に見せた幻かもしれない。 だって…。 重なっていた甘く優しい唇が離れて、恥ずかしながらも社長を見た私の目に映ったものは………… 「俺を殺人犯にしたくなかったら…せいぜい長生きしろよ?俺のために…」 …不敵に素敵に笑ってそう囁く悪魔だったから…――――――――…。