「……っていうのがお前が行くのを嫌がった理由で、会場でのあの態度は……まぁカモフラージュだ」
「カモフラージュ…??」
「仲間内での飲み会はあのパーティー後の二次会ってことを知ったのは会場に着いてからだった。
だからあの会場にはカオリの仕事関係の奴らもいたし、その中には……俺たちの会社を良く思わない連中もいた。
そいつらに俺の女が部下だってことがバレたらお前はきっと利用される。
いい様に使われたり、お前をネタにする奴だっているかもしれねぇ。
だからそれを悟られまいとして…あの場ではああするしかなかったんだ。
お前が傷つくとは思ったけど…後で話そうと思ったんだ。それに時期がくればゆっくりこれからのことも踏まえて話そうって。
だけど…その油断が仇となってここまで拗れたんだな、俺たち…」

