言い淀む私の言葉をひきついで社長が核心に触れたから、私は何も言わずにコクン…と頷いた。
すると社長は、ふぅ…っとため息を吐いて自嘲的な笑みを浮かべた。
「俺らは……ホント似た者同士だなぁ…。」
「………え?」
「俺も思ってたよ。
何で俺に何も話さないんだって。何で頼ったり甘えたり、わがまま言ったりしないんだって。
挙句には…男と住んでるし。しかもカオリとキスしてたってあの態度だし。
お前がわかんねぇ。俺はお前の何なんだ…って思ってた。
それを言えなかったのは……格好悪いからだ。
女1人にどんだけ余裕ないんだよって。まるでガキじゃねぇかって…。
だから……昔っから俺を知る奴らが集まるパーティーにお前を連れて行きたくなかった。
絶対…冷やかされるだろうし、気が気じゃねぇから…」

