インターン・シップⅡ


だからもう…終わりにしたいの。

『私』っていう枷から解放してあげたい。


社長の弱点でありたくない。社長にはいつだって強気で不敵に笑っててほしいの。だから…―――――…。


大きく息を吸って。

奥歯をグッて噛んで。

シーツをギュッて握って。


私も社長を真っ直ぐ見つめ、決心の強さを瞳に宿らせて。


「帰ってください」


「……………!」


真剣勝負だった。

一瞬でも隙を見せたら見破られそうで、付込まれそうで。


弱さを見せまい、動揺を悟られまい。その思いで絡ませた視線を絶対外さなかった。


バチバチと火花が飛び散るぐらいの睨み合いの中、社長の瞳にユラリ…と炎が灯った気がした。


怒りにも、覇気にも感じられる炎が。


とても静かに瞳の中に揺らめいていた。