知らぬ間に仲良く(?)なってる2人を交互に見るしかできなくて。
でも頭の中ではさっきの社長の言葉がぐるぐる回ってて。
胸の鼓動はいつもより早いしドキドキうるさい。
目をパチクリと瞬きを繰り返す私を、漸く社長はその瞳に映してくれた。
そして私を真っ直ぐ見つめ…――――――――――…
「もし、この先またお前が夢の世界に逃げたくなるようことが起こったら俺に言え。
俺が夢の世界へ連れてってやる。
もし…この先お前が死にたいなんて思うことがあった時も……俺に言え。
俺が……この手で葬ってやる」
射抜かれるような真剣な瞳で、真面目に伝えられたその想いに私は何も返せなかった。
本当は、本音は嬉しいくせに。
また会えた事が、ここに来てくれた事が。
真面目に想いを伝えてくれた事が。

