「俺に任せろ。俺が絶っ対ぇ治す。
飯のことも薬のことも。それから眠ることも、全部俺が引き受ける。
どんな有能な医者でも、どんな最新の医療技術使ったって無理だ。
俺にしか……こいつは治せねぇ」
「――――…!!」
聞いてるこっちが恥ずかしくなるような、そんなセリフを照れる事も言淀むこともなく社長は口にした。
しかも医者である千ちゃんに向かって。自信満々に、堂々とそう言い切った。
てっきり、千ちゃんは何か言うと思った。
「何言ってんだ」とか、「バカ言うな」とか。
なのに千ちゃんは、ふっ…って笑うだけで。
「…そうか。じゃあ…安心だな。」
それだけ言って、すごく優しい目をしてまた笑った。
な、何なの!?この2人…。
仲悪かったんじゃなかったのっ!?

