納得のいかない顔をする私に千ちゃんも渋い顔を返す。
「お前…今体重何キロだ?」
お互い黙っていて少し気まずい空気だったのに、今度はいきなりそんな質問をしてくる。
「……はっ!?」
「いいから言えよ。何キロだ?」
「何キロって…」
あれ…??何キロだっけ?
そう言われてみれば最近体重計に乗ってなかったかも…。
最後に乗ったのはいつでその時何キロだったかを思い出そうと考えているのに、私が何キロか聞いてきた千ちゃんはもう違う話をしだした。
「いつだったか…社長さんがうちに来た時、お前玄関で倒れてたことあっただろ?」
「え?あ、うん…」
「あの時、お前をベットに運んだのは俺だ。
あの時お前はマジでヤバいぐらい軽かった」
そ、そんなこと真顔で言われても……。

