インターン・シップⅡ


睡眠薬なんて使う必要ないぐらいに簡単に眠りに誘われてたのに。


誘われた先は……現実の延長線のような過酷な夢の世界。


眠ってる時ぐらい誰にも邪魔されず、頭の中も何にも占領されずにただ眠りたい。


そう思って……睡眠薬を飲み出したのが始まりだった。


だけどいつしか規定量じゃ効かなくなって…。

徐々に徐々に…1回に飲む量が増えていった。


千ちゃんとヨウに止めさせてもらえなかったら今頃は……まだ飲んでたかもしれない。


千ちゃんが私を薬断ちさすために一番最初に思い付いた案は……『心療内科』だった。


『何とかしたいけど…俺、専門外だからよくわかんねぇし…。

だからプロのカウンセリング受けてみたらどうだ?』


そう言って、『心療内科』っていうパンフレットをくれた。