インターン・シップⅡ


睡眠薬を飲み出したきっかけは、夢の中にまで現実が入り込んできたから。


当時、法外で過激な取り立てに悩まされていた私は夢の中まで取り立てに追い回される夢を寝る度にみていた。


走って走って。
息をきらして逃げて。

すぐ背後まで追いつかれてる恐怖や、額に流れる汗。

現実そのものの夢の終わりは、いつも自分の叫び声。


真暗な部屋で目が覚めると必ず、息はあがってハァハァと肩で呼吸してるし、寝汗をびっしょりかいて、喉がカラカラだった。


夢で良かったという安心感と、予知夢か、もしくは何かお告げじゃなかろうかと思いたくなるような更なる恐怖に体は震え。


その繰り返しだった。

借金返済のため朝から晩まで働き通しで、やっと休める。やっと眠れる…。


そう思ってベットに入った3秒後には眠ってた。