しばらくそのまま天井を見つめていた千ちゃんは何かを閃き、またきちんとイスに座り直した。
それから私に言った言葉は………私には少し受け入れにくい内容だった。
「サツキ、『心療内科』って知ってるか??」
「……!え、あの駅前のビルに入ってる病院?」
私の答えに少し千ちゃんは考えてる風だったけど、「あぁ、うん。そうそう。あそこ新しい病院がはいってたな……って違うわっ!」華麗なノリ突込みを披露してくれた。
「え?違うの…??」
わざとらしく惚けてみた。
「いや、違わないけど。
あそこも心療内科だけど、俺が言いたいのはそういうことじゃなくて治療内容とか、施術……」
そこで話すのをハタッと止め、私をジッと見つめると…
「お前…ワザとだろっ!」
あっさり見破られ、心の中で舌打ちをした。

