インターン・シップⅡ


「今の世の中、みんな何か抱えてるよ。『ストレス社会』なんて言われてるぐらいだ、心の病気も蔓延してる。

自殺者数は年々増加の一途を辿る一方だし、暗いニュースばっか、良いことなんか何もありゃしねぇ……ってみんな嘆いてるよ。

それでも、サツキは生きていこうとしてんじゃん。辛くても悔しくても、がんばって生きてんじゃん。

だからそのために、生きていくためにあの薬が必要だったんだよ。

一瞬でも眠ってる間は嫌なことを忘れて、起きたらまた現実に向き合って生きてく。

俺はそれを“逃げ”だとも“卑怯”だとも思わねぇよ」


千ちゃんの言葉がスー…っと心に入ってきて、胸を温めてくれるから……不覚にもポロリと涙が零れてしまった。


誇れることは何ひとつしてないし、至極当然のことなんだけど…。


それでも私を肯定してくれることが嬉しかった。