――――――…コンコン。
部屋のドアをノックされ、引き戸を引いて千ちゃんが入ってきた。
こんな状況だからか、知ってる顔に会えると何だかホッとする。
「起きて大丈夫か?」
「うん。散々寝たしね…」
苦笑いでそう答えた私に「それもそうか」と笑ってベット横のパイプイスに腰掛けた。
千ちゃんに話さなきゃいけないことも謝らなきゃいけないこともいっぱいある。
だから千ちゃんが口を開く前に私は話し出した。
「ごめんね…千ちゃん」
でもホントに申し訳なくて顔を見れなかった。だから俯いて、シーツの皺を見ながら謝った。
「……ん?何がだ?」
「いっぱい迷惑かけてごめん。それから…約束破ってごめん」
「……………。」
「あんなに一生懸命、薬断ちに付き合ってくれたのに…」

