インターン・シップⅡ


そのおかげでハッ!!と我にかえり、何を馬鹿なことを…と首を振った。


その場を離れ、窓辺に立つと外は相変わらずの嵐。


最上階のここから見える光溢れる町並みを見下ろし、気を落ち着けようとしたけど………。


普通でいよう、もう忘れよう。

そう思えば思うほど何も手につかず……簡単にさっきの嵐の中の出来事が蘇ってくる。


頭を振って頭の中から追い出そうとも、酔っ払ってコテッと寝てしまおうとどれだけお酒を飲んでも。

簡単に蘇ってきては私の頭を心を支配し、雁字搦めに縛る。


落ち着け、落ち着け…。

もうここにカオリさんはいない。あの人は事情を知らないからあんな風に言ったんだ。

大丈夫、大丈夫…。


自分を抱き締めるように掌で腕を擦り、何度も深呼吸を繰り返した。