もし……もし、私のせいで社長や蓮司さんに迷惑がかかるようなことになったら…。
そっちの方が恐怖だし、そんなこと絶対にしてほしくない。
例えば私のそれをネタに脅したり交換条件とか、不利益をもたらしたい相手が私なら何でも受入れる覚悟はある。
胸張って言えることでもないけど、自分がしてきたことだ。
今更後ろ指差されようが、非難されようが大したことじゃない。
でも…この会社にダメージとなることだったり、存続が危ぶまれるような事態は避けたい。
カオリさんはその情報を掴んでどうしたいのか、何が目的か?
その真意を探るため、私は敢えて沈黙を貫き相手の次の攻撃を待った。
微動だにせず、ただ黙ってカオリさんを見つめる私がカオリさんにどう映ったのかわからないけど、彼女は私を睨つけて数々の言葉の刃で私を刺していった。

