「~~~…で、いいですか?川原さん?」
「……えっ!?」
不意に呼ばれた声に、ハッ!と我にかえった。
「もぉ~、ちゃんときいてました!?」
「あ、いやその…ごめんなさい…」
うっかりトリップしてしまってて、ちゃんと話を聞いてなかった。
「もうっ!ちゃんときいててくださいよ?
だからね…―――――――…」
食事の話や薬の説明をもう1回始めから説明してくれたから私もふんふんと、ちゃんと聞いて頷いた。
大体の説明が終わると「何かあったらナースコール押してくださいね」と決まり文句を残してナースは去っていった。
シーンと静かになり、1人になったこの空間を見渡してみると所謂ここは個室ってやつで、かなりの贅沢使用になっている。
結構広い部屋で、ソファーやお風呂まで付いていた。

