インターン・シップⅡ


「そんな…!

サツキちゃん…一言相談してくれたらいいのに」


居た堪れなくて、やるせなくて…。そんな事情があったなんて。

そんなこととは知らずに俺たちは…!!


「………言えなかったんじゃねぇか??

だって仮にも上司に『バイトかけもちしたい』とは言えないだろうし、それに遠回しに給料上げてくれって言ってるようなもんだろ?」


「「……………。」」


確かに…。
納得してしまった俺たちは顔を見合わせて項垂れた。


「まぁ…そうじゃなくても、サツキはあんたに遠慮してたよ。

変な意地張っちゃって…それが自ら溝を作ってるとも知らずにな…」


やれやれ…と息を吐いた本田医師の言葉にハルが瞬時に顔を上げた。


「何だそれ?
どういう意味だっ!?」