『ですがお義父さん。
僕がお義父さんに認めてもらえるような一人前の男になったら、必ずリンコさんをいただきに参ります。
どうかそれまでは…俺たちを温かく見守ってはくれませんか』
――――――…。
―――――――…。
「…………それからヨウ達はどうなったんですか?」
ヨウの男らしさに少し感動して、熱くなる気持ちを押さえながら俺は聞いた。
ニヤリ…。
本多医師は優しくも不気味に笑って…
『たまには……飯でも食いにこい。賄いぐらいなら食わしてやる』
「………って、頑固そうな親父さんに仏頂面で言われたってよ」
…嬉しそうに答えてくれた。
その後、緩んでしまった口元を隠すためか、すっかり冷えきったコーヒーを口にしてたけど。
「そっか…。なら良かった」
何故か俺も一安心だった。

