インターン・シップⅡ


でも今のままの俺だったら、例え40歳を向かえようともその手には何もなさそうだ。


ダメだ…。
俺こんなんじゃダメだ。
このままじゃ絶対ダメだっ!


「……で、ヨウは親父さんに『あなたの息子は死んだと思ってください。最後に、今まで育ててくれたことに心から感謝してる』。

それだけ言って家を出たんだ。

家を出て、大学も辞めて俺んちに転がり込んできたよ。

ヨウって、バーテンなんだ。まぁ雇われ店長だけどな。

いつか自分の店持つのが夢なんだ。店立ち上げて機動に乗って、一人前になったらリンコと結婚するって。

ちなみに、“リンコ”っつぅのは彼女の名前なんだけど、リンコはあのお姉さんなんだよ」


すげぇだろ?あいつ、初恋実らしたんだ。


……そう言って、本多医師はまたとても優しい顔して笑った。