インターン・シップⅡ


「俺はそんなに若くないけど、まぁ世間一般じゃ若い男女がひとつ屋根の下に住んでたら何か起こるかもしれないって思うだろうなぁ…。

お前たちだってそう思ってんだろ??けど……残念ながら俺たちにはきっとない。

そう言い切れる一番の理由はー…俺は女に興味が無い。」


「「……………。」」


い、いきなりこの男は何を言い出すんだっ!?

しかもドドーンと、何を胸張って爆弾発言かましてくれてんだろうかっ!?


俺とハルは瞬きするのも忘れて、食い入るように本田医師を見た。


すると、そのあまりの熱視線に気づいた彼はこっちを向いて…


「あ、だからって男に興味があるわけでもねぇから。

そんな目で見んなよ。」


サラッと否定した。


「いやいやいや……!

普通そう思うし。かなり語弊あるし、その言い方!!」