ポツリ…と、そう零した俺にハルは大きなため息を吐いた。
「あぁ…そうだ。
俺たちを良く思ってない奴等からしたら……アイツは駒だろうな。
うちを攻略する一番の近道だ。」
そう言って、フッ…と自嘲気味にハルは笑った。
「だからアイツを公の場に出すのはまだまだ先だ。
俺のエゴかもしれねぇけど…これから先も俺の目の届く所で、お前にも守られて仕事してくれたら……それでいい。」
――――――…。
―――――――…。
口が悪くて不器用で…好きな子の前だとまるでガキみたいなハルだけど。
分かりにくいし、伝わりにくいけど。でもホントは深い愛情でサツキちゃんを包んでるハル。
そのハルが………サツキちゃんが自殺しようとした原因なわけない。
絶対、そんなわけないっ!

