インターン・シップⅡ


『そんな奴等に、俺の女が部下だなんてバレてみろ。付け狙われんのがオチだ。

下心満載の奴等に言葉巧みに近寄られ、惑わされたり脅されたりすんのなんか目に見えてんじゃねぇか。

まぁ…それで済んだらまだましな方だ。

アイツのことを調べるような奴が相手だったらどうするよ?


まだ“あの事”から足洗って日が浅いのに、調べりゃ簡単にバレるぞ。

それで傷つくのは………アイツだろうがっ!


警戒しろって言うのは簡単だけどな、この世界の右も左も知らねぇアイツに、敵か味方かの区別もつかねぇだろうよ。


俺がいつでも守ってやれるわけじゃねぇんだ、アイツが自分で自分の立場を弁(わきま)えてくれねぇと………困るんだよ。』


切ない顔をして、弱音にも聞こえるハルの言葉は尤もだった。


確かに……俺たちに敵は多い。