すかさず突っ込めば、ヨウは身振り手振りを付けて何とか誤解されないように説明しようと必死になった。


「いや、その……つまり、う~…ん??

うまく言えないんすけど、要は…利害一致って奴なんす。みんなで家賃折半したら1人の負担が少ない~みたいな。

だからその…サツキと俺が男と女だからどうこうとかってことは絶対ないっすから!

サツキはマジで友達だし、何より俺には最愛の彼女がいるんで、そんな間違いは絶対ないっす!」


必死な顔してそう説明するヨウ。


まぁ…サツキちゃんは二股とかかけるタイプには見えないし、何かまた事情があるんだろう。


まぁでも…だからあの日、俺が家まで送るっつったの断ったんだ…。


あんな高級マンションに住んでるとは言えないし、ましてや……男と住んでるなんてもっと言えねぇよな。