「ひいぃぃっっっ!! だ、第一総合病院!711号室ですっっ!!」 ビクッッと肩を震わせて、恐れ慄きながら声を裏がしてヨウが答えるとハルは部屋から飛び出した。 「お、おい!ハル…っ!! 待てよっ!俺も行くから、タクシー呼べってっっ!」 俺もその後を追うように部屋から出て、出入口に向かうハルにそう叫んだけど…。 最早、ハルの耳には届いておらず…。 もう誰にも止められないハルは弾丸のごとく外へ走り出して行った…―――――――…。