次の日―――――。 いつもより少し早めに出社した私は、ソワソワしながら社長を待った。 早めに出社したと言っても、いつもと変わらず2番目の出社だったから今日も…今日とてコーヒーのスイッチを押せず…。 いつも蓮司さんが1番に出社。 それから私。 そして最後に、すこぶる機嫌の悪さと共に社長が登場。 今日もその期待を裏切ることなく、ご機嫌ななめな社長が登場した。 だけど今日は負けてられない。 心の中で『よしっ!』と気合いを入れると、何度も練習した誘い方を呟きながら階段を上がった。