「だけど…どうする?
大学に行ってるかハルのじいちゃんにきいてみる?
でも…もし来てなかったら余計な心配さすだけかもしれないし……どうする?ハル」
「……アイツは一応学生だから、ここに来るより学校行くのが当たり前だからなぁ…」
「まぁな…。
『しばらくこっちには来ません』っつってたから来なくて当然っちゃ当然だけど…。
でも、金土ってあんなに働いててだぜ?ましてや『私のせいでもあるから…迂闊に休んでごめんなさい』なんつってた子が連絡の1本もなく休むか?
しかも何度か着信残ってるはずなのに折返しもなしだし。
それに何より…『今までありがとう』だぜ?」
「……………。」
「……………。」
そんな答えの出ない討論を繰り返している時だった。

