「ごめん、リサッ! 会社でトラブルがあったらしくて今から行かなきゃっ! ホント、ごめんっ!」 謝りながら携帯を鞄に放り投げ、財布の中から千円札を抜くと机の上に置いた。 それからもう1回謝ってから… 「今度飲みに行こう!飲みながらちゃんと全部話すからっ!」 そう言って鞄を掴み席を立った。 「ちょ…サツキッ!」 リサの声が聞こえた気がしたけど今はそれどころじゃない。 早く…早く行かなきゃ! その一心でカフェを出ると駅に向かって走り出した…――――――――――…。