だって……何て説明したらいいの!?


ありのままに話したら「社長さんってよっぽどサツキが好きなんだね」とか言われるだろうし。


それは…その時はそうだったかもしれないけどそれももう過去だし。


しかもリサのことだから…「いいじゃん、いいじゃんオフィ~スラブ!」とか言いそう。


そんな社長と一時は付合ってたんだけどそれもつい4日前に終わったし。


店を辞めれたことも、社長と付き合いだしたことも今度リサに会ったら話そうと思ってたんだけど、話す前に終わっちゃってるし。


そこまで話したら何で終わったかを話す羽目にもなりかねないし…。


「………それは??」


口を閉ざしなかなか続きを話そうとしない私にリサが催促してくる。


「それはね…?

その…社長の友達の…何かが何かで何とかしてくれたのよ」