「――――――…なんてね。
言ったところで聞くような奴じゃないじゃん?ハルは」
そう付加えてると盛大なため息をこぼしながら蓮司さんは続けた。
「『世の中、知らない方がいいこともある。サツキちゃんにはサツキちゃんの領域があるんだっ!』……とも言ったんだけどね?…聞いちゃいなかったよ。
で、結局サツキちゃん宅に行ったみたいなんだけど……あれは何時ぐらいだったかなぁ??
あの日、仕事が立込んでて結構遅くまで残ってたんだ、俺。
でも大分片付いたしそろそろ帰ろう…と思ってたらいきなりハルが現れてさぁ?
でも様子が変なんだ。
何か…ショック受けてたよ。フラフラ~…いや、トボトボって感じ?
そんな感じで帰ってきたから放っておけなくて声かけたんだけど…何も言わなくてさぁ…?」

