インターン・シップⅡ


そこまで話すと漸く、社長は口を開いた。


開いたのは開いたけど…開いた口から出てきた言葉は…


「お前はバカか!?」


…だった。


「どこの世界に赤の他人にほいほい家…じゃなかった、部屋貸してくれる奴がいんだよ?

まぁ現にいたからお前はこうやってここに住んでんだろうけど、普通警戒すんだろ?

しかも、何男と一緒に住んでんだよ。そこももうちょっと警戒しろよっ!

無防備な格好しやがって、しかも男の服なんか着るな!

何かあってからじゃ遅いんだぞっ!?ちゃんと後先考えてから行動しろっ!!」


一度開いた社長の口は、閉まることを知らないのか…メチャクチャ怒られた。


「いや…まぁそうなんですけど…背に腹は変えれなかったんですよ~」