…なんてふざけてる場合じゃないっ!まじで怒ってるっっ!!
「いや、ち、違うんですよ!?
社長が思われてるようなそんな変な関係じゃないんですよ?私たちは本当に友達で…」
「さっきの男もそう言った。
だけどな?俺が言ってるのはそんなことじゃない。
いいか?お前らが友達だろうと、変な関係じゃなかろうと、若い男と女が一つ屋根の下で暮らしてんのは明白な事実だ。そうだろ?」
「………はい。」
「そしてそれをお前は隠してた。」
「……………。」
「それがバレた今になって変な関係じゃないもクソもないだろ?
むしろそういう関係だと言ってるようなもんだ」
「いや、違います!
つまり、その……。
あの…色々事情がありまして…ですね?」

