「はい」
インターホンから声が聞こえてびっくり仰天!!
…いや、そりゃピンポン押したのは俺なんだけど。
だから人がいてたら「はい」って応答されて当たり前なんだけど。
でもまさか…まさか男の人が出るとは思わなくて。
だけど押した手前、立ち去るわけにもいかず。
まぁでも、ここの住人は男のようだしアイツは嘘の住所を書いたってことなんだろう。
だけどこのまま無言じゃまずいし、もしかしたら今インターフォンに出た人はアイツの知人かもしれない。
じぃちゃんから預かった書類も渡したいし、アイツの居場所を知ってるかもしれない。
「あの~…すいません。
川原サツキさんて方を探してるんですが…こちらにはいらっしゃいませんよ…ねぇ…??」

