レンの言葉を鵜呑みにするわけじゃないけど…。
でも…確かに腑に落ちない点はいくつかある。
いつだったか…レンがアイツを送っていたことがあったらしい。
だけどアイツは近所のコンビニまででいいと言って家の前までは送らせなかったらしい。
ただ単に気を使っただけかもしれないが…確かにアイツの住んでる所を俺もレンもじぃちゃんも知らない。
その理由が何であれ、履歴書に書かれてたこのマンションに何らかの答えがあるかもしれない。
大きく息を吸い込むと気合いを入れ、エントランスをくぐった。
されど、さすが高級マンション。
そう簡単に易々と部外者を入れてはくれない。
オートロックを前に、履歴書をもう一度確認し、慎重に部屋番号を押した。
すると…――――――――…

