アイツの学歴や資格はしっかり見たけど、住んでるとこまでは見てなかった。
「あったっっ!!」
見つけるや否や、それを引っ掴んで下に舞い戻った俺をヤレヤレ…と、レンは隣りでため息をついてたけど今は無視無視!
机の上に置かれた宛先不明と書かれた封筒の横に並べて置いたアイツの履歴書。
住所の欄は………
「「……違うっ!」」
宛先不明と書かれた住所と履歴書に書かれた住所は違っていて、何故かそれが嬉しくて声をハモらして喜ぶ俺たち…。
「じゃあ川原くんはここに居るのか?」
「あぁ、そうだろうな」
謎が解けた探偵のように清々しい気持ちに浸っていたのに。
「…あれ?でもハル、これよく見て?
確かこのマンションって…―――――――――――…」

