呟いてから、
こっちを振り向いた小町ちゃん。







「あっっ...この間はカラオケ行ってたんですよ。誤解はよしてくださいね、あー聞いてた事知ってましたから♪」







友達が『小町ぃー』と呼んでる声が聞こえる。









「今行くー!...意地悪な後輩でしょ。すいませんでした...でも先輩大好きですから♪」






それだけ言い残しUターンして去って行った。









...可愛い子。

何、あの大好きですって....

『いやーな奴』とか思ってたけど、可愛い。


まぁ知ってて言ったのには腹立つけど...。








「可愛がってあげよ」






これからも可愛い後輩として、
仲良くしよう。

もうライバルじゃないしね。