もう会えないのにね。 天国にあなたはいるのに。 ≪しの…今、しのは幸せ?≫ そんな声が聞こえてきた。 「愁?愁なの!?」 ≪そうだよ。しのはなんで泣いてるの?≫ 「愁に会えないんだもん…」 ≪俺とはもう会えないんだよ、しの。 だからさ、俺の分まで幸せになって…?≫ 「なんでそんなこと…ッ」 愁…幽霊でもいいから顔を見せてよ お願い…