それからしばらくしてタクシーつき 私は先生に支えられながらマンションまで帰った。 「大丈夫か?」 「はい…」 「部屋の番号と暗証番号教えて?」 そう言われゆっくりと先生に教える私。 やばい… 結構辛いかもしれない。 そう思ったのと同時によろけそうになってしまった私。 「前田?!」 先生がとっさに私の体を支えてくれたので問題はなかったけど ある意味その体制が問題だということにその時の私は気づいていなかった。