それから私と先生はお店を出た。
私は思ったより長くお店にいたようで外はとっくに真っ暗。
そんな夜の街を先生と二人歩く。
今の先生はホストの格好してるからきっと誰にもばれないよね?
「なぁ…」
「はっはい?!」
思わず大きい声が出てしまう私。
そんな私の様子を見てフッと笑う先生はこんな時でも余裕だ。
「少し散歩するか…」
「あっ…」
そう言って私の手を握り再び歩き出した先生。
握られた手はちゃんと恋人つなぎでこんな些細なことでも喜んでしまっている私はやっぱり重症だ。
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