「あっもう時間!」 時計を見ると授業が始まるまであと5分となくて 恥ずかしさなんて一瞬にして吹き飛んだ。 「お弁当余っちゃった…」 「じゃあ俺が食っていい?」 「あぁどうぞどうぞ!!」 私は特に考えもせず先生にお弁当を差し出す。 先生は私が素直に渡したのが意外だったのか キョトンとしている。 でも今はそんなこと考えてる場合じゃない! 「じゃあ私急ぎますから!!えっとお弁当箱は帰りにとりにきます!」 私は一方的にそう言うと 先生の返事を聞く前に教材室から出た。