君日和



「坂があるからいいんだぞ?」

というオレの意見は

惜しくもブーイングで掻き消された。


まぁ、いいさ。



今にわかる、この街の良さが。



荷物を下ろし、和弘は連れられて

ご近所の挨拶周りに行った。


たくさんの家々を周った後

向かいの家にも挨拶に行った。