もっと、もっと。

一緒にいたかった。
一緒に笑っていたかった。







「前田…っ」


三浦。







「隼平っ」


凛子。







「私、忘れないからね。ずっとあなたのこと忘れないから…っ」



凛子。




「隼平。ありがとう。本当に本当にありがとうっ」






凛子。

それは俺の台詞だよ。





最後まで守ることはできなかったけど



俺はずっと

凛子のそばにいる。





だから、泣かないで。




ずっと笑っていてくれ。

三浦と、一緒に。





そして…








────ありがとう….。