辺りは静まり返っていた。 夏なのに寒気が立ちそうなその静寂さのせいで、俺の心臓の音とその言葉がやけに響いた気がした。 …言ってしまった。 俺の事を友達としか思っていない美緒に告白など、なんて無謀な事なのかと今更ながら思う。 我ながら少し先走っていたのかもしれない。