『あ!不審者さんだ!』
突然、後ろから俺の背中に投げられた言葉。
いきなり訳の分からない言葉を浴びせられた俺は、戸惑いを隠せないでいた。
『は?』
とっさに振り返ると、
そこには、ブロンド女がいた。
そう、今朝会った、意味がよく分からない奴。
『最悪って思ったでしょ?』
人差し指を回しながら、俺に近づいてきた。
『…なんか用?』
俺は彼女の顔を見ずに、すたすたと歩いていく。
『ちょっと待ってよ!話しようよ!』
彼女は必死になって俺のあとをついてくるが、俺は無視を続ける。
なんでまた会うわけ?
俺は会いたくないのに。
『ねぇってば!』
すると彼女は俺の腕を掴んで、俺の足を止めた。
ちょうどその頃、俺の怒りも頂点になっていたが、怒りを沈めていた。
『あたし、あなたのこと、好きになっちゃったかも!』
…こいつやっぱりなにもの?

