心の棚

こんなボクも、大学生になり


それなりに友達もできて


いつもと変わらない日々を過ごしていた。


ある日、大学前のバス停にキミがいたんだ


大きな荷物を持って


不安そうな顔で時刻表を見てたね


ボクはバスに乗るためにキミの横に並んだんだ


最初の出逢いだった


数日後、またキミがバス停にいたんだ


ボクは、またキミの横に並んだんだ


キミは、ボクを見て軽く会釈をしてくれた


ボクはビックリしてオドオドしながら会釈をしたんだ


また数日後、バス停で逢ったとき、キミから話しかけてくれた


最初はやっぱり驚いたけど、キミの笑顔を見てると


ボクまでが笑顔になってきているのが分かった


これが「喜」の棚に並んでいる小さなHeartの色が少しずつ色づき始めた