S.S.P.  学校警護係

「なんですか?」
私が都築さんのもとへ行くと、
都築さんは口元に手を添えて、小声で話し出した。
「もしかして、あの人、ナンパされたって気付いてない?」
そんなことかい。
どうでもいいよ。
「まあ、あの反応はそうなんじゃないですか?」
めんどくさいのでテキトーに流した。
「やっぱり?!あー!俺、人生初のナンパ失敗だぁー!」
都築さんは顔を手で覆ってうなだれる。
その時、病室の扉がバァン!と開いた。
私はもちろん、他の3人もビックリして動きが止まっている。
「依子さん!お久しぶりです!」
「妃ちゃん!そうね、私、ずっと取調室にいたものね。」
そう言って笑う依子さん。
今日もキレイだなぁ…。
「依子さん、杉原はどうなったんですか?」
陸が依子さんに聞いた。
それは、私も気になっていたことだ。